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もぐ動物病院
駅にほど近いテナントに入る動物病院の内装設計。テナントの形状が、幅3.5mの間口に対して奥行きは20m近くと細長いことが特徴で、単純に諸室を並べると無駄な廊下ができてしまう。そこで通路の幅を広くしたり凹凸をつくることで、薬局、検査、倉庫といったスペースを兼ねられるようにしている。 待合には、カウンターと一体の壁を斜めに設置することで、人の視線を内側へ引き込むことを意図している。壁はテクスチャーのある木目を曲面で使用し、上下には間接照明を用いて印象的で柔らかいイメージをつくっている。 細長くても入口から裏口までは見通しが効き、つながりが感じられる病院になればよいと思う。